ユベントスファンはケフレン・テュラムにどれだけの期待を寄せるべきなのか?
【RomeoAgresti】
ケフレン・テュラムがJ Medicalに到着しました。
メディカルチェックを受けた後、正式にユベントスの一員となります。
【編集長ズバリひと言】
遂に決まったケフレン・テュラム。
ニースで実績を残し、満を持してイタリアに上陸。恐らく、ユベントスファンであれば「テュラム」の名前を知らない方は少ないと予想しますが、それは父親のリリアン・テュラムの方で、この夏に息子のケフレンにユベントス移籍の噂が出て、初めて存在を知った方も少なくないと予想します。
では、このケフレン・テュラムに対して「どれだけの期待を寄せるべきか」ですが、編集長としては「ほどほど」がちょうど良いかと思います。それこそ、昨シーズンのティモシー・ウェアくらいの塩梅で。
現時点では、市場価値が3000万ユーロから3500万ユーロ程に上がっていますが、それもここ最近のことだと覚えており、そして年齢はまだ23歳ということで伸び代ありの「未完成選手」と見て間違いなし。
更にひとつの物差しではあるものの、今回のユーロにおけるフランス代表メンバーには選出されておらず、「まだ世界レベルの選手にはなっていない」と編集長も捉えているところ。それゆえ、ユベントスとしても引き続き「完成品」であるコープマイネスを追っているのかもしれません。
もちろん戦力にはなるでしょうが、これまでの軌跡を辿ってみると「超即戦力」として期待するのは少しばかり危険だと考えます。
ボランチに関しては、まずはロカテッリ、ファジョーリ、そして新加入のドウグラス・ルイスでベースを作り、そこにケフレン・テュラムを付け合わせ的に添えるくらいがよろしいのではないかと。
兎にも角にも過信は禁物です。