【NEWS】キエーザの未来はどこに?セリエAクラブの動きとフィオレンティーナ復帰の噂
Football Italia
ユベントスを構想外となったフェデリコ・キエーザに対して、強い関心を示すセリエAの2クラブが存在すると、現地の幾つかのメディアが報じている。
26歳のキエーザは、2024-25シーズンに向けてチアゴ・モッタ監督のプランには含まれておらず、土曜日に行われたブレストとのプレシーズンマッチでは招集メンバーから外される事になった。
チアゴ・モッタ監督は、キエーザを移籍市場に出ているために外したと報道陣に伝えた。それによりキエーザは今後のクラブ探しが急務となり、現契約が来夏に終了するまで全シーズンをベンチで過ごすリスクも抱えている。
移籍ウィンドウ閉幕まで30日を切る中、ユベントスが価格を引き下げる準備をしていても、キエーザに関心を持つクラブのリストは多くはない。
そんな中、トゥット・スポルトとラ・レプリカは、ナポリとインテルがキエーザにとっての脱出ルートを提供する可能性があると報じており、ユベントスは現在のパルテノペイ前線のジャコモ・ラスポドーリとの交換取引を検討している可能性がある。
インテルも低価格でのキエーザ獲得に関心を持っており、シモーネ・インザーギ監督のチームは、キエーザが来夏にフリーエージェントとなるのを待つ準備があるとトゥットスポルトは伝えている。一方、ラ・レプブリカによれば、マルコ・アルナウトヴィッチとホアキン・コレアを放出した後、移籍金を支払う前提でオファーを届ける準備を進めているようだ。
しかし、セリエAの他のトップクラブは、キエーザ獲得に向けた具体的な動きは見せていない。
ローマは今夏の初めに興味を示していたが、その後マティアス・スーレに関心を移し、ダニエレ・デ・ロッシ監督はパウロ・ディバラも起用しているため、キエーザはもはや優先事項ではない。
ミランも現在のところ補強の必要はなく、ラファエル・レオン、クリスティアン・プリシッチ、サミュエル・チュクウェゼがセンターフォワードの後方を固めており、アルバロ・モラタと競り合うためのストライカー探しが最優先である。
キエーザのフィオレンティーナ復帰が一部で提案されているが、ラ・ヴィオラはニコ・ゴンザレスの代役を見つける必要があるかもしれない。ゴンザレスはユベントスやアタランタへの移籍が噂されている。
ユーロ2020では名を馳せたのはわずかに3年前。イタリアのスピードスターは果たして満足のいく新天地を見つける事ができるだろうか。