チアゴ・モッタ就任によりユベントスが変わることは間違いない!しかし、クラブはどれだけの時間を与えるだろうか…?

 

【Della Valle】

 

チアゴ・モッタのチームでは、競争が非常に激しくなるでしょう。

 

新監督はハングリー精神にあふれ、特定の選手に頼ることがないチームになることを望んでいます。誰もが先発の座を掴むチャンスがあります。

 

すべては、トレーニングにおける決意と熱意にかかっています。

 

 

 

 


 

 

【編集長ズバリひと言】

 

監督交代はクラブにとっても選手にとっても大きな刺激になりますが、今回は41歳の若手監督が就任したことで、チームに「野心」が植え付けられるんじゃないかと編集長は期待しています。

 

例えばこれがアッレグリであったり、モウリーニョであったり、それこそクロップやグアルディオラといった実績を詰んだ監督であった場合、ファンは「結果」にフォーカスすると思いますが、チアゴ・モッタについては昨シーズン、確かにボローニャにチャンピオンズリーグ出場権をもたらしたものの、それは「何かを成し遂げた」と言うには余りにも小さなものであり、モッタ自身もそれを認識しているはず。

 

そして、監督として「何かを成し遂げた」と口にするには、周囲から評価されるにはタイトルが必要であり、ユベンティーニは2019-20シーズン以来遠ざかっている、スクデット獲得を視野に入れているに違いなし。コッパ・イタリアでは満足しないでしょう。

 

 

あとはモッタにどれだけの時間が与えられるかですが、編集長としては「3年間」で、逆に言えば最初の2年間はチームの土台作り当てるべきであり、そしてカルチョは1年で結果が出るほど甘い世界でも無し。

 

この辺の物差しを間違うとサッリやピルロの二の舞になるので、クラブが先に時間軸を示してくれることを望みます。